留学中の住まいのこと

ドイツの大学に留学して最初の住まいのパターンとして次の3つが考えられます

  • 一般的なアパートメント
  • 学生寮といわれる学生専門の個室のアパート
  • WG(ヴェーゲー)といわれるルームシェア

この中で、一般的なアパートメントを借りるのは、もちろん学生寮よりお高いですが、
一番自由や安全を確保できて、よいのでしょうね
日本に住んでいれば、大学生はまずこの選択をするんだと思うんです

ドイツの大学生が実質一番選択するのが、WG(ヴェーゲー)といわれるルームシェアのようです

一軒家だったりアパートメントだったりを複数人で借りるパターンです

誰か1人いなくなると穴埋めで新しい同居人を募集する形式で、ネットでどこか募集してないかな
と探します

だいたいこちらは家賃もシェアするので同居人数にもよりますけど、月200ユーロ くらいのイメージで寮よりも安いと言います(地方都市なのでお安いです)

入退去のタイミングを自由に選べるので、学生寮より好まれてるようです

学生寮のこと

今、娘が選んでるタイプは、学生寮です
WG(ルームシェア)はハードルが高く、個室の方が時間も自由で気遣いしなくていいと思って選びました

この学生寮には、2パターンありまして

ひとつは大学の衣食住をサポートする団体が提携している寮
もうひとつは民間が運営している寮で

少なくとも入居予定日の半年前くらい迄に探し始めないと見つけられないです

まずは、検索サイトで、
ステュデンテンウォーンハイムStudentenwohnheim+滞在都市で検索してみて、上にヒットした学生寮が上がってきます

そこからあとは、自力で目をさらのようにして探す!
見つけたら応募フォームに必要事項を入力して、申請します ネットでできるので便利です

うちの娘は最初の3年間は大学支援団体(大学生協のようなもの)が提携している寮に住んでましたが、最長3年しかいられませんでしたので、
過ぎると追い出されて民間の学生寮に引っ越しました


提携している寮はだいたい家賃が月200〜300ユーロ(だいたいが光熱費込みの金額)だったんですが、引っ越した寮は民間なので、家賃が月340ユーロ くらいになりました 少し負担増です!
これでも安い方で、当たり前ですが、大学への近さや部屋の階数などによって、家賃が変わります
民間だと家賃は300〜400ユーロだそうです

今住んでる民間の寮を選ぶ時も、すぐに部屋がなくなってしまうので一旦2部屋をおさえました
もうひとつの部屋は、家賃もより安くて大学からも近くて便利だったんですけど、
1階なのに窓がなく半地下みたいになっていました

暗いイメージでしたし、女子の一人暮らしで1階は無用心だ、と何回も猛反対して、
今住んでる寮の最上階の部屋に決めてもらいました

部屋のバルコニーからの景色 なかなか広いですよね

引っ越す前に今住んでる人と連絡をとりあって、動画で部屋を見せてもらって
だいたいのイメージをふくらませることもできて、ここに決めました
住んでる部屋を見せるなんて大らかだな、と思います

眺めがよくてバルコニーも広いし、日照時間の短いドイツでは、半地下よりは最上階の方が絶対いいと思うんですよね
ただ、暖房は当然セントラルヒーティングがあるんですけど、冷房がないので、夏はとても暑いです!!
このデメリットはしょうがないですね

半年に一回は、支払いすぎた家賃分が戻ってくるらしいです
その計算方法はよくわからないみたいです ごめんなさい

あと退去するときは、3ヶ月前までに申請しないといけません

退去申請は、訂正できない、そうです
次が見つからなかったりしたらどうするのかな、と思いますが

 今住んでる部屋の間取りはこんな感じです

注意点は、どこまで込みかよく見ること、と デポジット

  • ドイツではたいてい光熱費込の家賃ですが、すべての寮で必ずお家賃が定額ということではないので、確認必要です
    ネットはフリーだったり別途だったりします
  • 家具付きかどうか(家具付きが多いみたいです)、シャワーやキッチンが部屋の中にあるのか共用になっているか、などいろんなパターンがあるので、これもよく調べてください
  • 入居する時に、どんな寮でも、デポジットの支払いを求められます
    日本でいうと、敷金という名の原状回復費用の前払いですね 
    だいたい家賃の2ヶ月分程度 800〜1000ユーロ くらい必要だそうで、
    出ていく時に部屋を綺麗にすればいくらか戻ってきますが、一時的に必要なお金としては大金なので、用意してください

 ドイツでは硬水のため、洗面所などの水場を何もしないでほったらかしにしたので、カルキがたまってしまってました 結局、退去の時に強力な洗剤で落とすはめになってましたよ
入居の頃から、ドイツ人がしているようにカルキがつかないようにシンクを拭きあげるとかして、気を付けておいたほうが良いですよ
退去時に綺麗になったかどうか判断するのは大家さんなので、とことん綺麗を求められたら大変です

  • 入居の時に必要な書類は

入学証明書(在学証明書)
パスポートのコピー
本人または親の収入証明書(または金融機関の残高証明書)

の3つです

入学証明書(在学証明書)は、ネットで取得できるので、とても便利
必要に応じて、収入証明書が必要なので、早めに用意しておいてください

ドイツの大学生の住まい情報を簡単に書きました
光熱費込みなので、日本の大学生に比べて少しだけお安い印象ですよ

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